人工妖精タルパを作って人生を楽しもうぞ!人間に秘められた《見えないお友達》を作る能力を開花させましょう!
2017/01/18
チベット仏教(チベット密教)にはタルパという存在があります。
タルパとは人間自身が作ることのできる妖精のようなものです。
人間の脳には無限大の可能性があり、夢のなかに思い通りの世界を構築したり、第六感のような タルパもその可能性の一つです。
幼少期に現れるイマジナリーフレンドいわゆる『見えないお友達』と存在定義が似ており、自分自身にだけ知覚できるもので、他人にはその存在を認識することができません。
タルパの詳しい説明をしていきましょう。
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チベット仏教上のタルパ
日本語読みでは『タルパ』、チベット語では『トゥルパ』と読み、一般に変化身(応身)や化身(トゥルク)を指す言葉として用いられ、仏教本来の言葉では単に化身、化現、化作を意味する。
タルパは『無(のように見えるもの)』から『有』を作り出す技術で、誰にでもその素質はあると考えられています。
ネット上にはタルパを創ったなどという情報がいくつもあり、その創り方なども解説されています。
タルパの作り方
用意するもの
存在をさせてしまうことに生じる覚悟
一般的(全然一般ではないが……)に、タルパは一度創ってしまうと死ぬまで消えてくれないといいます。
死ぬまで創りだした何かと添い遂げるが覚悟が必要です。
途中で鬱陶しくなっても消すことはできません。
封印するといった手もあると聞きますが上級者の手法なので当てにしないようにしましょう。
召喚するための依代
依代(よりしろ)を使うことによってタルパの作成率は上がるといいます。
なくても可能だと思いますが、あるに越したことはないでしょう。
パワーストーンなど元からエネルギーを持っているものを使うと尚良し。
基本的な作り方の一例
1.作りたいものをイメージする
存在して欲しいと思うものをイメージします。
このときあらかじめ細かな設定を考えておき、緻密にイメージを固めていきます。
どんなものでもイメージできれば作成は可能なので遠慮せず自分の理想をイメージしましょう。
2.イメージしたものに話しかけてみる
この段階ではまだ自作自演でしかありませんが、固まったイメージが自分の周りに存在すると想像し話しかけてみましょう。
話しかけたことに自分の創ったイメージが勝手に返事をするような想像をします。
話しかけることはなんでもいいのですが、イメージが反応することを想像しやすくするために質問形式の方がいいかもしれません。
話しかけ続けることによってそのイメージだけだった存在に魂が宿ると言われています。
それを続けていると自動的に自分の言葉に反応するようになり、それが存在するかのように思うことが可能になります。
3.話しかける対象を可視化していく
これまでは存在しないものに話しかけている感覚でしたが、次の段階ではそれを可視化することによってイメージを実在化させます。
自分がイメージした通りの姿で存在を確認することができたら完成です。
あなたの理想的なパートナーはあなたに一生添い遂げます。
タルパについて深く考えてみる
タルパとできること
タルパは創ってしまえばもうあなたにとっては実在していると同じことなので、実際に触ったり会話したりできます。
そこでここにタルパとできるであろうことを一覧しておきますので、タルパを創った後のことを妄想してみましょう。
会話(雑談)
どうでもいいことを話し合える相手が常に一緒にいるというのはいいものです。
相談
悩んでいるとき答えは自分の中に常にあると言いますが、タルパに相談してみればそれを教えてくれるかもしれません。
タルパは言ってしまえば自分自身なので自分が気づいていない自分の気持ちについても理解しているかもしれませんからね。
喧嘩
アニメなんかではひょんなことから見えるようになった存在と喧嘩をするなんて描写もあったと思います。
それを実現できます(笑)
なんだかんだで憧れを抱いていた人もいるのではないでしょうか。
タルパ作成のメリット
忘れ物を指摘してくれる
遅刻しそうで自分自身が焦っていたりすると忘れ物をしがちです。
しかしタルパはそんなときでも冷静なのでそれを落ち着いて指摘してくれたりします。
寂しくない
一人でいることに寂しさを覚える人はタルパの存在で孤独から開放されるでしょう。
一生添い遂げてくれるのがタルパなのでそれは一生涯続きます。
しかし他人の目から見たときは孤独そのものなのでタルパだけを良しとすることは避けましょう。
友達がいなくてもいるように見せかけられる
友達がいないこと自体が悪いことのように考えられている現代社会。
他人に聞かれたとき友達がいると嘘をつくよりも、タルパが存在することで嘘をつくことにはならないのでどうどうと友達がいると発言できるでしょう。
落ち込んだ時に慰めてくれる
自分が落ち込んだときには自分が知りうる限りの慰めの言葉をかけてくれるでしょう。
自分がイメージした理想の存在(理想の容姿・理想の声・理想の性格)が慰めてくれるのですぐに立ち直ることも可能でしょう。
悩んでいるときにアイディアをくれる
自分の知らないことは教えてくれませんが、自分が忘れていることなどは教えてくれます。
なのでタルパからの発言で新たなアイディアが生まれるかもしれません。
テストなどのとき仮想的にカンニングができる
自分が忘れてしまってもタルパは答えを覚えてるかもしれません。
筆談などして答えを吐かせましょう。
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タルパでもできないこと
自分が知らない情報を聞き出す
何度も言うようですが、タルパは自分自身の分身のようなものなので自分が知り得ない情報などは知っているわけがありません。
タルパと深い話し合いをしたいならばまず自分の知識量を増やしましょう。
自分は忘れてもいいです。
タルパは覚えてますから。
他人に見せることができない
どんなに楽しそうに話していても、他人から見たら一人で話している痛い人にしか見えません。
誰かに紹介したくても紹介するのは空気になります。
頭のおかしい人に見られないために、外で会話するときなどは携帯電話を耳に当てましょう。
それだけでもいくらかマシになります。
実際にものを掴ませたりはできない
現実世界には存在しないので物質を持たせることなどはできません。
しかしものを『持ったように見る(思い込む)』ことはできるかもしれません。
現実では知らぬ間に自分でそのものを持っていたりします。
他人がいたらそんな小細工は通用しないので、そのときはタルパは物質に干渉はできないです。
タルパ作成までに期間
個人差はありますが早い人では一ヶ月程度で創ってしまうそうです。
思い込みの激しい人ほど早く創りやすく、現実主義ほど創りにくいんじゃないでしょうか。
いくら頑張っても作ることができない人もいると思いますが、その人は奇跡を信じて頑張りましょう。
タルパ作成の才能
タルパは誰にでも作れると言われていますが、その作成期間の長さの違いなどからやはり作りやすい人とそうでない人がいるようです。
タルパを作りやすい人は想像力が豊富でつい妄想にふけってしまうような人です。
ですから想像力が豊かな子供時代には比較的容易に作れてしまうのではないでしょうか。
あなたがまだ子供であり、タルパが存在してもいいという覚悟があるのなら思い切って今のうちに作成してしまうのも良いかもしれません。
さらに自己暗示にかかりやすいような人はさらに作りやすいと言えます。
タルパがそこに存在すると『勘違い』してしまうので作るまでの時間も短縮できますよね。
タルパ作成の訓練
自問自答
自問自答をすることがタルパの作成に役立つといいいます。
タルパは自分自身なのですから普段から自分との対話を続けていくことによりタルパ作成がより簡単なものとなるでしょう。
本を読む
本を読むなどして想像力を鍛えることがタルパ作成の足がかりとなります。
タルパは想像力で生み出すものなので、それが欠如してるようではいつまでたってもタルパは生まれてくれません。
読書以外にも想像力を養うことは積極的に行っていきましょう。
上記を続けていくことにより、ひょんなことからタルパが出現することがあるかもしれません(笑)
タルパで作れるもの
想像できるものであればどんな形にものでも作ることができます。
例えば2chのスレッドで語ったとある人はなにかよくわからないものを創りだしてしまっています。
なんでも可能だからといって適当に創ってしまってもあとからキャラ変更はできないので慎重に作成しましょう。
タルパとの関係性
タルパとの関係性は自分で決定することができます。
友達。
幼馴染。
妹。
ペット。
奴隷。
メイド。
ご主人様。
魔法少女。
なんでも可能です。
タルパ作成の注意点
前述しましたが、タルパは一度作ると消えてくれません。
一人でいても話し相手がいるといったメリットもありますが、途中で嫌になってペットを捨てるように投げ出すことなんてできないのです。
さらに一人で話していると頭のおかしな人に見られてしまうというリスクもあります。
元から中二病キャラで通っているのならいつものことかと不自然がられることもないと思いますが(笑)
タルパは自分の理想の体現なのでイエスマンになることが常だと思います。
そのためタルパとの関係を強くしてしまうと何でもかんでも肯定されて全て自己完結で終わってしまうようになってしまうかもしれません。
何度も言うようですが、タルパは半端な覚悟で作るべきものではありません。
曲がりなりにもそれは『生き物』を作ることで、創ったからにはそれを相応の責任が生じてきます。
要らなくなったから捨てるといったこともできず、創ったことを後悔しても遅いのですから。
それでも作りたい・一生添い遂げる覚悟があるという方はぜひ創ってみてください。
なんだかんだ言って、自分の大切な人を作れるのですから。