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村上春樹の1Q84のモデルにもなった恐ろしい監視社会1984。イギリス人の読んだふりディストピア小説の金字塔

      2017/04/08

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いろんな物語のモチーフにされる作品というものは知っているとそれを扱う物語がいっそう面白くなるものです。

そんな題材にされやすい物語の一つを私は知っています。

それは

1984

という小説です。

恐るべき管理社会

1984

村上春樹の小説『1Q84』の名前の由来にもなったジョージ・オーウェルの小説『1984』。

1984とはそのまま1984年のことを指していて、私達が生活しているこの世界に合ったはずの1984年とは違ったif(もしも)の世界の物語です。

世界は『オセアニア』『ユーラシア』『オセアニア』の三つに分断されていて、三国は常に戦争状態にあり、完全な均衡を保っています。

1984世界地図

オセアニアには『ビッグ・ブラザー』という党のトップが君臨しており、誰も逆らうことができません。

ビッグブラザー
主人公であるウィンストン・スミスはオセアニアの『真理省』の役員として働いており、毎日の仕事として歴史記録の改ざん作業を行っていました。

この世界において歴史とはビッグ・ブラザーが治める『党』が決めたもののことで、真実なんてものは重要ではないのです。

歴史は党の都合の良いように改ざんされ、人々はそれを信じるように洗脳されているのでした。

思考犯罪』というものがあり、ビッグ・ブラザーに反感を抱くということを考えただけで犯罪になり、省の役員に連行されてしまいます。

ウィンストンは真理省役員でありながら、隠れた『思考犯罪者』の一人でした。

そんな絶望的な社会に生きるウィンストンは、奔放な美女ジュリアと党中枢の役員であるオブライエンに出会うことで彼の人生はある転機を迎えます。

ジュリアは『思考犯罪者』の一人であり、そもそも思考だけでなく素行まで完全に党が取り締まるレベルのもので、そんな彼女にウィンストンは惹かれていきます。

そしてオブライエンはといえば党の重要ポストであるのにもかかわらず、ビッグ・ブラザーに歯向かうような思想の持ち主で、たった一瞬、彼が目配せをしただけでウィンストンはそれを感じ取りました。

ウィンストンとジュリアはオブライエンとの密会に成功し、『ブラザー同盟』なる革命組織の存在を知らされるのでした。

このときからウィンストンとジュリアの人生はある方向へと動き出します……。

この世界には『プロール』と呼ばれる人々がいます。

彼らは社会的な立場で言えば最下層にいるような人々なのですが、党の支配が強く及んだ地域にいる人間とはまったく違う考え方を持っています。

1984階級図

軽蔑の的であるプロールたちは党の洗脳が及んでいなくウィンストンも『プロールにこそ希望がある』と思っており、彼らは人間らしく生きています。

しかし小説内ではプロールの強さはあまり感じることができず、ただただ党による支配の恐ろしさを感じることになります。

逃げ場のない恐怖を感じることにおいてはこの上ない作品と言えるでしょう。

今の現代社会でもこの世界背景に当てはまることがあると思います。

党は人間を管理しやすくするために人々を皆同じになるように洗脳します。

規律を守り党の言うことだけが正しい。

そこに自分の考えはなく、ただ生きている。

オーウェル的社会日本

この物語、度合いは違えど今の現代社会そのままだと思いませんか?

特に日本社会には普通こそが正しいという風習があり、一度規範から外れたものは二度と再起できないようにできています。

日本だけでなくこの動きは他国でもあてはまり、アメリカ合衆国は急速な警察国家化が進んでいるのです。

このままいってしまえば世界は大きく切り分けられ、1984本編の世界背景のようになってきてしまうでしょう。

この小説の見どころは、小説でありながら別の世界線でありえたかもしれない現実を感じられるところです。

ありえたかもしれないではなく、これから始まるのかもしれないのですけど……。

なんてね。

ちなみにこの1984という小説、いろんな作品でモデルやオマージュとして使われたりします。

小説家の村上春樹の作品1Q84だったり(タイトルがそのままですね)、最近では2015年に発売した小島プロダクションのゲームMETAL GEAR SOLIDO V TPPで主人公のビッグボスとビッグブラザーをかけた演出がされています。

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