フィクション上のキャラの批判は悪か?ドラゴンボールのキャラも交えて考える
フィクション上のキャラクターというものは時に好かれ時に嫌われ、まるで本当にその人格が存在するように扱われることすらあります。
そんな『架空のキャラクター』というものの批判のことについて持論を述べます。
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キャラクターの批判をすることの是非
私は鳥山明先生のドラゴンボールが大好きで、このサイトでも2017年現在放送中のドラゴンボール超の記事を書いていたりします。
そんな中で、キャラクター批判(というかイジリ)をすることがあるのですが、ほかのサイトを見ていたところ『キャラ批判の批判』を見つけました。
そんなこともあって、キャラ批判はいけないことなのかなぁとちょっと考えたので記事にしてみました。
ドラゴンボールのキャラ批判
例えばドラゴンボール超のゴクウブラック編の黒幕ザマスについて、以下の記事のように私はかなり小馬鹿にするように書き下ろしているのですが、
別に悪気があるわけではありません。
ザマスは好きですよ、ええ。
ザマスというヒール役は叩かれるのが常であって、要素も含めてそのキャラの魅力だと思うんですよね。
ヤムチャなんかのヘタレキャラはいつでも嘲笑の対象になります。がそれは愛されている証拠ですしね。
ファンのみなさんにヘタレキャラが浸透しているヤムチャさんは、製作スタッフが気を利かせてドラゴンボール超でもそのヘタレさを存分に発揮しています。
悟空はその本性を知っている昔ながらのファンからもクズロットと呼ばれることもある天然クズ主人公です。
嫁とキスもしないとか、
ドラゴンボールがあるから仲間は死んでも大丈夫だと思っていたりとか、
宇宙消滅の危機に自ら追い込んだりとか……。
普通の人間の感覚からするとかなり危ない人間なんですよね。
第9宇宙のベルガモや第11宇宙のトッポに悪魔呼ばわりされていた悟空ですが、それを強く否定することができないんです……。明るくて誰とでも仲良くなれる悟空は天使とも言えますが、人の命や世界を軽んじている悟空は悪魔とも言えます。天使の仮面被った悪魔なのかもしれません。
と、そんな風に考察して批判することは本当のファンにしかできないことのはずです。
キャラ批判は、愛のなせる技なのですよ……!(あくまで私はですが)
ちなみに最近は第9宇宙の界王神を煽っています(笑)
こいつです↓
愛嬌(?)のあるキャラです。これから可愛がっていくつもりですw
でもこれから出番あるかな、この人……。
第9宇宙とかすぐに消滅しそうだし……。
愛のない批判には消極的
ただただ何かのキャラクターが『実在する誰か』と被り、憎らしく思って批判するなんてことにはあまり賛同はできかねますね。
例えばこの記事のように↓
好きだったものが落ちぶれていく姿を叱咤するような批判は私は良しとしています。
メタルギアという作品が好きだからこそ悲観したり批判したりするんです。
結構酷く書いちゃった感があるので(ちょっとだけ反省)、メタルギアサバイブについては買ってプレイしてみて改めて評価したいと思います(前は買わないって書いたけど……)。
人はなぜキャラクターを好きになったり嫌いになったりするのか
幼かった頃、『カードキャプターさくら』というアニメを姉と一緒に見ていました。
ヒロイン・木之本桜のことを「さくらちゃん、かわいい!」と幼心に思い、好きになりました。
漫画やアニメに出てくるような架空のキャラクターを好きになることってあるんですよね。
二次元のキャラクターはある種、男女ともに異性への理想を詰め込んだようなキャラクター性になることが多いですからそれも必然なんだと思います。
二次元のキャラクターは登場人物の心の中までも描いている作品が多いため、実在する人間の黒い部分が無くある種清廉潔白だということが人を引きつける要因になっているのだとも思います。
ちなみに今でも二次元キャラのことを「いいわぁ……」と思うことはあります。
同性キャラを好きになるときは自分と同じ考えを有していたり、自分が憧れているような生き方をしているようなときでしょうね。
逆に自分とは真っ向から対立するような考えのキャラや、自分が嫌いな現実の誰かに似ているキャラは嫌いになるんでしょう。
私も自身も好きなキャラ、嫌いなキャラはいます。
あくまで誰かが作ったキャラなのにね……。
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終わりに
ゴシップ情報なんかで芸能人を叩くことが常習化している現代。
『人間』は必要以上に批判されると傷ついてしまいます。
でも『架空のキャラ』は現実には存在していないのでそんなことにはなりません。
だから芸能人を叩くくらいだったら二次キャラを叩きましょう←
矛先を変えましょう←
……それでも愛を持って批判してね。
以上、フィクション上のキャラ批判の是非についての考察でした!