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映画・聲の形の京アニが制作!CLANNADは人生。感動シーンで泣けるアニメと言ったらこれ!涙腺崩壊注意です!【301】

      2019/05/30

元いじめっ子と元いじめられっ子の恋愛を描いたほろ苦くも甘酸っぱい青春漫画の『聲の形』は、2016年にアニメーション映画化され大ヒットしましたが、その制作を行ったのが京都アニメーションという制作会社です。

アニメ好きにとっては有名で力もある京アニですが、京アニ製作の中でも異彩を放つ作品がCLANNADというアニメです。

聲の形のように泣けるアニメの定番なので見て損はないはずです。

『CLANNADは人生』と言わしめたkey作品の金字塔

あなたは自分が幼かった頃のことを覚えていますか?

この作品は家族というものを大きなテーマに掲げており、その主軸に沿った物語が繰り広げられていきます。

CLANNADはkeyというゲーム会社のノベルゲームが原作で、同じくkey作品である『KANON』や『AIR』の原作者・麻枝准の最高傑作と呼び声高い作品なんです。

麻枝准

感動するアニメといえばこの作品が常にあげられるほどストーリーに定評がある、CLANNADという作品の魅力を紹介します。

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長い坂道の始まり

不良少年『岡崎朋也』はある春の日、いつものように遅刻し周りに生徒の姿がない通学路を通っていました。

彼一人だけが歩く道はBGMと相まって、どこか悲しげなところが印象的です。

彼の通う光坂高校は長い坂の上にあり、毎日そこを昇り降りしなくてはならないのですが、彼が坂の前に差し掛かるとそこで立ち尽くしている一人の女子生徒を発見しました。

見慣れないは少女は独り言をつぶやきます。

「この学校は、好きですか。

わたしはとってもとっても好きです。

でも、なにもかも……変わらずにはいられないです。

楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。

……ぜんぶ、変わらずにはいられないです。

それでも、この場所が好きでいられますか」

坂道の渚

そんな少女の、自分に向けられたわけではない言葉に岡崎は返します。

坂道での出会い

「見つければいいだけだろ。

次の楽しいこととかうれしいことを、見つければいいだけだろ。

あんたの楽しいことやうれしいことは一つだけなのか?

違うだろ。

……ほら、行くぞ。」

朋也は先を歩き始め、少女古河渚もそのあとに続きます。

そうして彼と彼女は、長い坂道を登り始めることになるのでした…‥。

影二つ

これは古河渚と岡崎朋也の物語

古河渚

渚はもともと体が弱く、長く休学していたため昇級できず朋也と同じ高校三年生として学校に通うことになっていました。

同学年の友達は卒業してしまい、部活動もしていなかったため後輩の知り合いもいません。

『何もかも変わらずにはいられない』

周りは変わってしまったけど自分だけたった一人変わらずに取り残されてしまった。

そんな不安を持ち、坂の前で立ちすくんでいたのです。

独り言を自分に言い聞かせ、自らを奮起させることで坂を登ろうとしていたのでしょうね。

岡崎朋也

朋也はというと、中学生の頃に父親と喧嘩をし、そのことで右腕を怪我して肩から上に上がらなくなってしまい、高校推薦入学も決まる程の腕があるバスケを、諦めざるを得なくなってしまうのでした。

その頃から父親は朋也に他人行儀な振る舞いをとるようになり、親子関係は冷え込んでいくばかりで解決することもなく彼は家から遠ざかるようになりました。

そんな家族関係を持つ朋也は、坂での一件以来よく話すようになった古河渚の実家にふと立ち寄り、古河秋生と古河早苗という渚の両親に出会うことになります。

古河家はとてもあたたかく、自分が持っていた家族のイメージとかけ離れたその光景に朋也は戸惑いました。

そして朋也は家族間の問題から少し距離を置くために、渚に誘われ彼女の家に住まわせてもらうことになります。

渚の両親は朋也のことを実の息子のように迎えてくれ、いつしか彼にとって古河家は自分の帰る場所になっていくのでした。

家族というもの

CLANNAD-家族

いつしか朋也と渚はもっと深い関係になり、そして家族になるのです。

主軸である朋也と渚の恋物語の他にも様々なストーリー展開があり、

渚の夢についての話。

朋也の友人春原陽平とその妹の春原芽衣の話。

朋也の父親についての話。

など、どれも泣かせにかかってきます。

どの話も『家族』というものに起因しており、そのどれかはあなた自身の人生で大切なものの物語かもしれません。

家族というものを、『子供の視点』『夫婦の視点』『親の視点』から描いており、各視点の幸せや苦労をところどころに見ることができるんです。

 

『人生は坂道』そして『選択こそが人生』という哲学がそこにはある

学校へ続く坂道の前で立ち止まっていた渚と偶然出逢った朋也は、二人で坂道を登り始めます。

人生というものを坂道になぞらえ、朋也と渚が出逢い、二人で登っていくという姿は、誰の人生にでも言い表せるものではないでしょうか。

最終回、朋也は精神世界の中で、

『あのとき、あの坂道で、自分が声をかけなければ、渚は自分と出逢うこともなく、彼女に訪れる不幸もなかったんじゃないか』

と葛藤するシーンがあります。精神世界は『あの日の坂道』であり、そのまま渚に声をかけずに二人で人生という坂道を登らないという選択を迫られているのです。

原作がノベルゲームであり、選択次第では渚と仲良くなることもなくクリアすることもできます。

それは、選択こそが人生を作っていると言えるのです。

『あの日の坂道』で古河渚に声をかけないで他人同士だった世界もあったし、声をかけて『人生という坂道』を二人寄り添って登る世界もあった。

そんな哲学がこのアニメにはあるのです。

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終わりに

一期の『CLANNAD』と二期である『CLANNAD AfterStory』で五十話近い話数を誇る作品なのですが、その中に多くの感動が散りばめられており、京都アニメーションの美麗な作画も相まってとても見応えのある作品になっています。

家族や人生について考えるようになった人におすすめの作品です。

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