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『内向型人間の時代』を読んだ感想。現代社会で非リア充と呼ばれる人たちに読んでもらいたい

   

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リア充というものは、おしなべて外交的だったりします。

大勢で集まって大騒ぎして「うぇーいwww」ってやるのが日本では正しいもののように語られることすらあります。

しかし、私はそんなことしてもリアルが充実したりしません。

共感できる人いるんじゃないかな?

内向型人間の時代が始まる

内向型人間

内向型人間とは文字通り『内向き志向の人々』のことであり、外向型人間とはその対義語で『外向き志向の人々』のことをいいます。

世界には内向型と外向型が陰と陽のように半分ずついると思われ、そのバランスによって均衡を保っているのです。

情報化社会になった現代、技術の発展を加速させたのはエンジニアという知的でパソコンが大好きな人々です。

しかし外向型社会であるアメリカではそれらを『ギーク』と呼び、彼らは半ば蔑まれるような人々でした。

それでもIT革命以後、プログラミングができる人間が重宝されるようになっていきます。その証拠に今の大企業と言えばGoogleやApple、日本では楽天やSoftBankなどなどIT企業が中心ですよね。

プログラミングが得意な人間は一日中パソコンに向かっているような内向的な人が多いのです。つまり内向型が活躍できる社会になったということなんですね。

しかしながら外向型を重んじる社会的風潮は未だ根強く残っており、内向型人間が生きづらい社会であることは変わりありません……。

『内向型人間の時代』を読んだ感想

スーザン・ケインという女性の著書に『内向型人間に時代』というものがあります。

外向型人間が良しとされる社会に疑問を投げかける本であり、内向型人間についての考察も記してあります。

スーザン氏自体が内向型であり、そんな彼女が内向型ではいけないという風潮に対する葛藤や、無理に外向型社会に適合しようとする苦悩などが経験として書かれているんですよ。

内向型人間が読めば共感できるであろう本となっています。

スーザンの生まれ育ったアメリカ合衆国は日本以上の外向型人間の社会であり、外向型人間社会の縮図のようなところがあるそうです。

そんな常に元気ハツラツな外向型でなければならない社会的風潮の中で、内向型がどのような境遇にあるのか、どのようにして生きていけばいいかなどがインタビューや自身の体験などを交えて書き綴っていきます。

自身が内向的であると感じているのなら必読の書ですし、外向型であっても人間関係をより良くする(人間の半分は内向型なのだから)ために読んでいてもらいたい本となっています。

スーザンはアメリカの人気番組TEDで講演したこともあります。よかったら観てみてください。彼女は内向型で人前で喋るのが苦手なのによく頑張っています……。

内向型人間テストをしてみよう!

『内向型人間の時代』には内向型人間かどうか判断するテスト項目が付いています。

そんな内向型テストを以下に引用しました。

あなたはいくつ当てはまりますか?

  1. グループよりも一対一の会話を好む
  2. 文章の方が自分を表現しやすいことが多い
  3. ひとりでいる時間を楽しめる
  4. 周りの人にくらべて、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ
  5. 内容の無い世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ
  6. 聞き上手だと言われる
  7. 大きなリスクは冒さない
  8. 邪魔されずに「没頭できる」仕事が好きだ
  9. 誕生日はごく親しい友人ひとりか二人で、あるいは家族だけで祝いたい
  10. 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる
  11. 仕事や作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない
  12. 他人と衝突するのは嫌いだ
  13. 独力での作業で最大限に実力を発揮する
  14. 考えてから話す傾向がある
  15. 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる
  16. かかってきた電話をボイスメールに回すことがある
  17. もしどちらか選べというなら、忙しすぎる週末よりなにもすることがない週末を選ぶ
  18. 一度に複数のことをするのは楽しめない
  19. 集中するのは簡単だ
  20. 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ

この中でより多く当てはまるほど内向型人間の度合いは高いそうです。

……私、ほぼ当てはまっているんですがそれは。

まあこれは科学的に立証されているとかではなくて、現代の内向型人間の特徴をまとめたものなのだそうですが、内向型と自認している私がほとんど当てはまるので信憑性は高いと思われます←

リア充とはなんのか

リア充という言葉の語源は『リアル』が『充実』している人のことです(オタクな友人は『リアル(現実=三次元)』の『住人』のことだとしばらく勘違いしてました……)。

しかしながら日本社会では、リアルが充実するということを『彼氏彼女がいて「うぇーいwww」している』ということに変換されてしまっています。

逆に「うぇーいwww」できていないとリア充だと判定されません(例外を除く)。

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しかし私は「うぇーいwww」することは苦手だし楽しいと感じません。

私は一人でいることが好きです。

本を読むことも好きです。

そこそこリアルは充実しているはずなのですが、今の日本社会が認定するリア充の定義とはかけ離れているでしょうから私は評価されないんでしょうね。

そんな社会に私は疑問を呈します。

内向型人間は生きづらい

日本ではみんなで集まって「うぇーいwww」することが正しいとされる社会になってしまったため、そういうことが苦手な人間は肩身が狭くなってしまいます。

内向型でも無理して外向型ぶらなければならなくなり、酷く疲れたりしますよね。

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外向型を演じるのが嫌だったりできなかったりすると社会に溶け込めずに苦労するハメにもなるのです。

日本という国が息苦しく生きづらいのは、外向型が良しとされ内向型が悪いとされる社会も原因になっているのではないかと思います。

内向型は悪いことなのか

根明とされる人間はだいたいの場合、周囲から阻害されます。

優しい人が気を使って「元気出して!」と言ってくれたとしても、内向型の人は元気がなかったわけではなく、考え事をしていただけということもあります。

考え中だったのに邪魔され無理に相手に対応しなければなりません。なにせ相手は周囲から孤立しないようにと、良かれと思い心配して言ってくれたのですから。

そんな風に無理に喋って笑ってみんなが思う『元気』なフリをしないといけないこともありますよね。

元気なフリを続けることによってストレスが溜まり心の健康が阻害されることすらあります。

内向型=悪いことという図式が成り立っているからこその現象なんでしょうね。

価値観は時代によって変わりますが、現代社会では内向型であること自体がいけないことになっています。これまでは資本主義社会において優秀なセールスマンが大金を稼ぐ時代だったこともあるのでしょう。

でも実際、内向的であることは悪ではありません。

内向型は深く物事を考えることが得意だし、自分を鑑みることも自然とできる人が多いので、何かの能力を伸ばすときなんかも効率よく努力精進していけるからです。

外向型も内向型も、良いところも悪いところもあるんです。

悪いところだけを見ていたらキリがないですからね(これも内向型の特徴か……)。

日本はもともと内向型人間の社会

内向型人間とは文字通り、外側よりも内側に重きを置いている人たちのことで、深く考え慎重に行動し、心穏やかに生きていきたい人たちなのです。

アメリカのような外向型社会ですら国民の約半分が内向型だと目されているので、日本という国は私が見る限りもっと内向型人間は多いと思われます。

つまるところ日本はもともと内向型社会であり、アメリカ追従型社会になってしまったがために無理やり外向型を良しとする社会になろうとしているのです。

しかしそもそもが内向型社会なため無理が生じてきているように感じます。

日本の年間自殺者数は三万人、いや遺書がない自殺は変死扱いにされるため十万人以上になるとも言われていますが、人が自殺する原因は大体の場合、社会の問題にあります。

外向型社会になってしまったために内向型人間は生き辛く、社会に適合できなかったり自分を偽ることが苦痛だったりして自ら死を選んでしまうこともあるのです。

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お笑い芸人は内向型人間が多い

お笑い芸人といえばテレビや舞台で人を笑わせる職業のことを言いますが、そんなお笑い芸人は普段は無口だったり根暗だったりする内向型人間が多いんだそうです。

例としてバカリズム氏、ココリコ田中氏、サンドウィッチマン富澤氏、そしてピース又吉氏など。

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面白いことを『表現する』ことが得意なのが外向型人間だとしたら、内向型人間は面白いことを『思いつく』のが得意なんでしょうね。

しかしオードリー若林氏なんかは内向型人間であるんですが、自分でそれを変えたいと思って今では外向型になることができたようです。

余談ですが、明石家さんまは面白いこと思いつくし表現も上手いという笑いの神様なので死角がありません(明石家さんま信者)。

Appleを作ったのはジョブズじゃない!ウォズニアックだ!

iPhoneでもお馴染みのAppleの創業者として名を馳せた人物といえばスティーブ・ジョブズですが、彼は実は何も作ってはいないんです。彼はその類まれなセンスで導いたというだけで、ものを作る力はなかったんですよね。

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Appleにはもう一人の共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックがいました。

ウォズニアック

彼は天才的なプログラマーでしたが彼自身内向型であり、いわゆる『ギーク』だったんです。自分を売り込むことが苦手だったから周囲は彼を過小評価していました。しかしウォズニアックの才能を見抜いていたジョブズは、ウォズニアックと二人でAppleComputer創業することを決意しそれを実現させましす。

ジョブズとウォズニアック。二人ともベクトルは違えども天才だったため、そのどちらともが欠けていたとしたらAppleはなかったし、iPhoneだって生まれることはなかったでしょう。

ジョブズは常日頃から「世界を変える」と言っており、その手段が『パソコンを作ること』だったんですよね。もしかしたらそれ以外に世界を変える方法を思いついていたとしたらIT企業Appleは生まれていなかったのかもしれません。

そしてそのAppleの製品を作ったのはジョブズではなくウォズニアック。

つまりAppleを作ったのは事実上ウォズニアックなんですよ。

彼は内向型人間だあったがためにパソコンに興味を持ち、才能が花開き、MacやiPhoneに続く製品を生み出していったのです。

内向型ということは一種の才能であるということがここからうかがい知れますよね。

そんなウォズニアックとジョブズの創業秘話を少年漫画チックに描いた『スティーブズ』はおすすめです。超面白いです。

自分らしく生きていこう

2013年、『アナと雪の女王』というディズニー映画が世界中で大ヒットしました。

そんなアニメ映画の主題化は『Let It Go』でしたね。

もともと英語歌詞の『Let It Go』の意味は『もうこれでいいや』といったような意味になります。グーグル翻訳で検索してみると『手放す』と翻訳されますね。

Let It Go

諦めの入ったネガティブな歌だったらしいです。

しかし日本語版の『Let It Go~ありのままで』ではそんなネガティブな歌ではなく、『ありのままでいい』というポジティブなものに変わっています。

ありのままの姿見せるのよ

ありのままの自分になるの

何も恐くない

風よ吹け

少しも寒くないわ

『内向型でも仕方なく生きていくよ……』といった諦めたような言葉ではなく、『内向型でいいのだ、がはは』といった自分を認める言葉になっているところが私は大好きです。

内向型は社会的風潮を前に諦めて外向型になろうとする人が大勢います。外向型にならないと阻害されてしまうし、下手したらいじめられてしまうなんてこともありますからね。

でもそんなこと無理してやっていると疲れてしまいますよ。

演じることはできても、本質を変えることはできません。

私は自分を偽ることがあまり好きではないので、なるべく一人でいるようにしたり読書三昧だったり自分に素直に生きるように心がけています。

『ありのままで』生きていきたいのです。

それでも外向型に憧れることもあります。社会が外向型人間を認めていることもあるし、外向型が楽しいと思うことを本当の意味で楽しいと思える感覚が羨ましくもあるからです。内向型にしか味わえないような楽しみもたくさんあるんですけどね。

私のようにありのままで生きることを選んでもいいし、外向型を演じたり、本質を外向型に近づけることを選んでもいいのです。

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生き方は自由です。

ま、外向型も内向型も受け入れる社会ができることが一番いいんですけどね。

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『内向型人間の時代』は外向型人間にこそ読んでもらいたい!!

内向型人間

内向型人間のために書かれた本のようにも思えますが、これは外向型人間にこそ読んでもらいたいとも思っています。

なぜなら内向型が外向型を理解できないように、外向型もまた内向型を理解できないからです。

人間関係を良くしたいなら両者を両者が理解しようとする必用があります。

この本を読めば内向型人間のことを理解しようとしてくれるんじゃないかな、と思います。

終わりに

『内向型人間の時代』を読んでみて「この人は内向型人間のことを代弁してくれてるなぁ」と感心しました。

100%内向型だとか100%外向型とか完全に色分けできることではありませんが、「自分はこうだと思う」と感じた方に自分をカテゴライズしてみてください。

きっと生きる指標的なものが見えてくるはずです。

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