青春小説なら『階段途中のビッグ・ノイズ』がおすすめ!軽音楽部が奮闘する爽やかな物語
後味の良い青春小説と聞かれたら、私はこの作品を推します。
それは『階段途中のビッグ・ノイズ』です。
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男子高校生よ、軽音であれ。
階段途中のあらすじ
神山啓人が所属する軽音部の上級生が不祥事で退学処分となった。
部は廃部の危機に立たされ、啓人も部の存続を諦めていたが、幽霊部員だった九十九伸太郎が校長に直談判。
その結果として一定の条件はあるものの、部の存続を認められた。
しかしその条件とは半年以内に何らかの成果をあげることだった。
啓人と伸太郎から再開した軽音部は、大宮本田高校の文化祭である『田高マニア』でライブを成功させることを目標に掲げた。
ギターボーカルの神山啓人、ベース九十九伸太郎の他にも、ちゃらちゃらした凄腕ギタリスト嶋本勇作、元吹奏楽部でドラム担当の岡崎徹、そしてキノコヘアーの部活顧問・加藤も加わり部の存続をかけた『田高マニア』に向けて歩みを進める。
実際の洋楽が登場します
GREEN DAYやKiss、The Ramonesなどの曲が作中に出てきます。
特にGREEN DAYがフューチャーされており、
男の泣き言を叫ぶBasket Caseや
哀愁感のあるRedundant
など、清々しく青春を感じられるような曲が多いです。
こんな青春を送りたかったなぁ……
世の中の多くの人は、青春と聞いたら『学生時代(特に高校)』を連想するんじゃないでしょうか。
そんな少年少女の青春がこの小説には詰まってます。
心が苦しくなるほどの清々しい青春要素が入っているので、「自分には青春がなかった」という人は注意して読んで下さい。下手すると悶絶死します。
漫画化してます
こちらの小説すでに漫画化されてます。全4巻です。
絵も悪くないのでおすすめです。
なんだか心が締め付けられる漫画になってます……。
アニメ化するのだろうか
アニメ化激しく希望します。
でも漫画化はしているものの、アニメ化の予定はなさそうですね……。
軽音部を題材にしたアニメの代表作って『けいおん!』ですけど、あんな感じのゆるふわアニメじゃなくてもっと青春青春してる軽音アニメが観たいものです。
アニメ化するなら『CLANNAD』や『聲の形』でお馴染み京都アニメーションでおなしゃす。
実写映像化はしないのか
漫画アニメの実写映画・実写ドラマってハズレが多い印象があるけど、これは実写化しても安心して観られる作品だと思います。
っていうかそもそも元が小説だしね。
実写化するなら主人公の神山啓人は誰が演じるんだろう……。
……また山崎賢人か……?
キノコヘアーの顧問はやっぱふかわりょうでしょ。っていうかそれ以外考えられない。
でもふかわりょうギター弾けるだろうか……。
ん?
勇者ヨシヒコ観てたらムロツヨシの可能性も出てきた……。
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終わりに
青春小説は数あれど、こんなに心が洗われるようなものは稀です。
アニメ化や実写化を願っています。
もっとフューチャーされてもいいと思うんだけどなぁ……。
以上、胸苦しくなる青春軽音小説紹介でした!