主人公最強系漫画の最高峰(?)『ワンパンマン』!就職活動をやめて青年は趣味でヒーローを始めた!?どんな敵でも一撃です!
2016/11/12
FC2ホームページで連載されていたウェブ漫画ワンパンマン。
原作者はONEという人で、最初は趣味で漫画を投稿していたそうです。
その人気から今ではアイシールド21の絵師でお馴染みの村田雄介が作画を担当し隣のヤングジャンプで商用漫画化されました。
果てはその漫画をベースにアニメ化もされます。
なんか来歴が主人公のサイタマと似ていますね(後述します)。
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ワンパンマン概要
どんな相手でもワンパン(一回の攻撃)で倒してしまう無職のサイタマはヒーロー活動を趣味としていた。
いつものように出没した怪人や悪人を(趣味で)ワンパンで倒していると、ジェノスというサイタマの才能を認め先生と崇めるようになる弟子と出会います。
ジェノスとサイタマはヒーロー協会と呼ばれる組織に入会するのですが、そこでは協会公認のヒーローがランク付けされており、そこの中でS級にランクインしたジェノスよりも遥かに強くおそらく全生命最強と目されるサイタマはその才能を認知されずC級にランクインしてしまいました。
C級から始まったサイタマの協会公認ヒーロー活動は協会所属ヒーローを交えどんどん強い怪人との戦いに巻き込まれていきます。
しかしそのどれもをほぼワンパンで倒します(笑)
ヒーロー協会
本編一話目から遡ること三年前、大富豪アゴーニによって創設された組織。
協会本部はどんな災害レベルの怪人の攻撃にも耐えうる強固なビルであり、周りの建物が全て崩壊しても協会本部ビルだけは何事もないかのようにそびえたっていた。
災害レベル
この作品には災害レベルというものがあり、怪人それぞれの災害規模にあったものがレベルつけされる。
災害レベル『狼』:危険因子となる生物や集団の出現
もっとも低いのがこの『狼』。
災害レベル『虎』:不特定多数の生命の危機を齎しかねない
ここからやっと怪人らしくなってくる。
災害レベル『鬼』:都市全体の機能の壊滅が危惧される
このレベルになってくると並のヒーローでは対処しきれなくなる。
災害レベル『竜』:複数の都市の壊滅が危惧される
本編内で測定された最高ランクの災害レベル。
怪人協会編では多く出現しており、S級ヒーロー同等かそれ以上の実力を誇っている。
災害レベル『神』:人類文明の存続が危険視される
これまで出たことのない災害レベル。
しかしレベル測定されていないというだけで本編内に何回か出現したと思われる。
災害レベル『神』だと思われる怪人は、
ワクチンマン
黄金精子(初回登場時は『竜』)
完全体ガロウ
などがいます。
そもそもヒーローってなんだよ?
前述した通り本編から三年前、大富豪アゴーニが創設した対怪人用組織に所属する人々のこと。
ヒーロー協会発足以前から怪人はいたっぽいが、そのときの怪人対処はどうしていたのかは不明である。
ヒーロー協会に登録しなければ公認ヒーローにはなれず、趣味で活動していたサイタマなどはただの変質者でしかない。
ヒーローはC級からS級までにランク付けされており、階級が上がるごとにその強さも上がる傾向にある。
しかし強さだけがランク付けの基準となるわけではないらしく、C級一位の無免ライダーなんかはその心意気と人気が評価されたものだと思われる。
ていうか怪人ってなに?
この世界では怪人というものが常識的に存在しており、日常的に悪さしている。
ひょんなことから怪人になることがあるらしく、『カニばっか食べていたから』だとか『ブサイクすぎたから』だとかとんでもないことで怪人化するようである。
登場キャラクター
このワンパンマンの登場キャラクターは一癖も二癖もあるため、私独自の偏見すら持った角度でのキャラクラー紹介をしたいと思います。
サイタマ
ヒーローネーム・ハゲマント
ヒーローランキング
C級388位(最下位)→C級342位→C級5位→C級2位→C級1位→B級101位→B級63位→B級33位→B級7位→A級39位(現在)
どんな相手でもほぼワンパンで倒してしまう脅威の身体能力を持つハゲ。
就職活動を何度も失敗し面接を落とされた当日に怪人に出くわし、その怪人に襲われていた顎の割れたガキを助けるために奮闘し撃退。
その出来事で吹っ切れ、昔の夢だったヒーローになるため過酷な修行(腕立て百回、腹筋百回、 を毎日行う)をし、最強の力を手に入れる。
ちなみに彼の助けた顎の割れたガキは大富豪アゴーニの実の孫であり、その出来事をきっかけにヒーロー協会が結成されることになった。
ジェノス
ヒーローネーム・鬼サイボーグ
ヒーローランキング・S級17→14位
サイタマのことを先生と慕うS級ヒーロー。
初登場は蚊の怪人のときで、このとき自爆で怪人を退治しようとしていたところをサイタマがそれよりも早くワンパンで倒してしまった。
全身サイボーグなため何度壊されても予備のパーツを付け替えて再生する。
音速のソニック
ヒーローでもなく怪人でもないなんかよくわからない男。
そのためヒーローネームもなく、『頭痛が痛い』のような意味が重複している妙な通名を自称している。
忍者の里出身のようで、一応忍者らしい。
速さが自慢で、自分がこの世で一番速いかのような発言をしているが、ドラゴンボールのバータのように全然そんなことなかったりする。
サイタマとの初対戦のときに金的を食らっており、なんともかっこ悪い初登場だった。
バング
ヒーローネーム・シルバーファング
ヒーローランキング・S級3位
キング
ヒーローランキング・S級7位
人類最強の男と言われ、S級2位の戦慄のタツマキにすら一目置かれている。
その実彼の功績は全てサイタマのものであり、彼の行ったとされるヒーロー活動はただサイタマが怪人を討伐したときに直ぐ側にいたというだけである。
非常に幸運な男であり、功績の嘘がばれそうでばれない。
どことなく立ち位置がドラゴンボールのミスターサタンに似てなくもない。
フブキ
ヒーローネーム・地獄のフブキ
ヒーローランキング・B級1位
B級を取り締まり、B級の面々でフブキ組というものを結成しており、サイタマがC級からB級に格上げとなった際には組に入るように促すがその実力を目の当たりにし断念。
どことなくサイタマのヒロインなのではないかと思う節があるがこれからの展開でどうなるかはわからない。
能力は超能力。
S級2位の戦慄のタツマキの実の妹であり、姉の超能力と比べると力は貧弱であるものの姉にはない統率力を見せている。
アニメ版ではウェブ版初登場時よりも前からその姿を見せており、そのヒロインっぷりを発揮している。
タツマキ
ヒーローネーム・戦慄のタツマキ
ヒーローランキング・S級2位
謎が多いS級1位のブラストを除けばサイタマの次に強いと思われる超能力者。
他のS級ヒーローも目を剥くほどの実力を持っているが、協調性がなくいつも個人プレーをしがちである。
ウェブ版ではサイタマとの戦いが遂に始まっており、今後の動向が気になるところ。
ガロウ
かつてバングのもとで修行を積んでおり、バングの一番弟子でありバングもその才能を認めていた。
幼いころから怪人に憧れており、怪人協会編ではどの怪人よりも強いと目される程のパワーを得るがサイタマにかかればワンパンであった。
怪人協会編のクライマックスで何者からか力を授かっており、そのことをその何者かに感謝している描写がある。
アマイマスク
ヒーローネーム・イケメン仮面アマイマスク
ヒーローランキング・A級1位
ヒーロー活動の他にアイドルなどメディアでの活動も行っており、その人気はヒーロー協会屈指である。
S級並の実力を有しているが、半端な者をS級に上がらせないためA級一位の順位を保っているらしい。
ジェノスが異例の初ランクがS級であることは認めており、自ら激励に行っている。
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個人的に好きなキャラ紹介
黒い精子
怪人協会編で初登場したのがこの黒い精子。
黒い精子一個体の体中に数兆も存在しており、何度殺してもその個体が入れ替わるだけでいっこうに死なない。
個体分に分裂することもでき、人間の目には無限に増えているように見える。
普段は一個体ずつ意識を持ち別々の意思を持っているが、その個体ごとを完全に融合させることもできる。
そうしてしまうと意識が完全に統合されてしまう。
多くの個体同士が融合すると『多細胞精子』となる。
ほぼ全ての個体が融合を果たすと完全体である『黄金精子』に昇華する。
怪人協会編終了後に一個体だけ完全癒合を免れており、災害レベル(戦闘力)が子犬以下になったため現在はサイタマに怪人であることを隠し行動を共にしている。
豚神
ただただ何かを食べている。
ヒーロー協会本部に招集されたときも一言も発せずにただただ何かをくちゃくちゃと食べていた。
怪人協会編終了時、取り逃がしていた怪人『エビル天然水』を見つけ出し、食べ、一瞬で消化している。
ちなみに喋ったのはこれ初めてだと思われる。
その実力は未だ謎に包まれている。
ワクチンマン
地球を汚染する人間を滅ぼすために地球自身が生み出した怪人。
ワンパンマン第一話に出ており、瞬殺された。
その実力はおそらく計り知れなく強く、災害レベルで表すと竜から神の強さなのではないかと思われる。
アニメ化した際、声優は中尾 が担当してる(ほぼバイキンマンである)。
カニランテ
サイタマが初めて戦った怪人。
カニばかりを食べていたらいつの間にか怪人になっていたという悲運な男である(そんなカネゴンみたいなことがあってたまるか)。
大富豪アゴーニの孫(顎の割れたガキ)にマジックで乳首を書かれており、ハサミ状になっていたその手では拭くことすらできずにいた不運な男。
災害レベルはそんな高くないと思われるが、修行をする前のサイタマにネクタイで目を引きぬかれて殺られた不運な男。
ぷりぷりプリズナー
その可愛らしい名前からは想像できないほどの筋肉隆々のオカマ。
S級ヒーローでありながら囚人であったが、同じく勾留されていた音速のソニックと共に脱獄。
力の50%を出そうと亀仙人ばりに筋肉を肥大化させたところ『彼氏手編みのセーター』が破れ、勝手に怒り出すという恐ろしいオカマ。
ホームレス帝
ただのホームレスだったはずのおっさんがある日『神』に力を授かり怪人になった姿。
S級ヒーローを手球に取るほどの力を有していたが、『神』ことを他言しようとして『神』に力を没収され息絶えた。
彼に力を与えた『神』とは何者なのかは明らかにされていないが、何やら巨人らしい。
ガロウに力を与えた者やワクチンマンを生み出したのが『神』であるかは不明である。
顎の割れたガキ
サイタマが趣味でヒーローを始める前に初めて戦った怪人が八つ裂きにしようとしていたケツアゴの子供。
サッカーボールが友達らしく、彼を庇ったサイタマよりもボールを心配していた。
無免ライダー
正義の自転車乗りを自称しているが、その実力は一般人と同等程度と思われる。
彼がヒーローになった動機にはサイタマが関与しているようである。
どんな相手にでも立ち向かうことを心情としており、そのヒーロー魂には感服するものがある。
ウェブ版
年から趣味で始まったのがこのワンパンマン。
簡素なサイトで絵も下手(下手ウマ?)でありますが漫画の内容なそこいらの少年誌の漫画より面白かったりします。
現在は大展開をだった『怪人協会編(ガロウ編)』も終わりを迎え、ストーリーは新たな局面に入りました。
漫画・アニメ版
個人的にはウェブ版の方が味があって好きなのですが、村田 氏の美麗な作画で綴られるワンパンマンももちろん良いです。
村田氏自身がワンパンマンをウェブ上に見つけ、ONE氏の才能に惹かれこの人とコンビを組みたいと思ったそうです。
趣味だったものが職業に。
作品内のサイタマと重なりますね。
ワンパンマンの魅力
この作品の魅力はなんと言っても独特なキャラクターと『面白いマンガ』のセンスです。
どこかハンターハンターなどのジャンプ漫画を彷彿とさせる物語展開が繰り広げられており、胸が熱くなる漫画になっています。
アニメは12話で終わりますが、ウェブ版も村田版も続いているので今後も楽しんでいけるでしょう。