KONAMIは何がしたいのか。小島秀夫監督を追い出した大ゲーム会社KONAMIが落ちぶれていくのが目に見えてくるようだ……
2016/11/07
ゲーム業界最高のクリエイターとも名高い小島秀夫監督は2015年12月に所属するゲーム会社KONAMIから追われるようにして退社しました。
小島監督はそのあと新会社として『小島プロダクション』を立ち上げ、SCEと組みPS4で期待の集まる新作『DEATH STRANDING』の制作を開始しました。
小島監督はKONAMIので最後の作品が『METAL GEAR SOLID V TPP』になってしまったわけで、これからのメタルギアシリーズは小島監督無しで制作されることになります。
その結果がこれです↓
第一報なのにそのほとんどが低評価……。
これも、小島監督を追放したからにほかなりません。
私は言いたい。
どうしたんだKONAMI!
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KONAMIは何がしたいのか
KONAMIというゲーム会社は『METAL GEAR』や『パワプロ』『ウイニングイレブン』など多くのヒット作を持っています。
ハドソンを吸収し、『ボンバーマン』や『桃鉄』などもKONAMIのゲームとなりました。
しかしパワプロもウイニングイレブンも言ってしまえば焼きましでどうにでもなってしまうゲーム。
ボンバーマンや桃鉄もなんだか最近パッとしない。
そんな中で世界最高峰のゲームと賞賛されているMETAL GEARシリーズの生みの親で育ての親である小島秀夫監督を追放したのはなぜなんでしょうか?
制作時間を守らないとか金食い虫だからとか言われてますが、本人はそんなことはないと否定しています。
そしてゲームユーザーにとってはそんなこと、どうでもいいです。
スマホゲーム開発に味をしめた?
どうやら収益の方が効率が良いらしく手っ取り早く稼げるスマホゲームの方に会社自体が傾倒しているらしいのです。
私はあまりスマホゲームはしないので良さはあまりよくわかりません。
スマホゲームは運営が終わってしまえば形として残るものはなくなるから、私はコンシューマーゲームの方が好きだからです。
ゲーム内容の規模も計り知れないほど大きな差がスマホゲームとコンシューマーゲームにはあるはずです。
そんな私は、ゲーム機でするゲームに力を入れてもらいたいと切に願っています。
KONAMIブラック企業。というかディストピア
なんと、KONAMI社員は自分のメールアドレスを持つことができないのだそうです。
営業部などが外部と連絡を取るときのみ、制限付きのアドレスを渡されるくらいだそう。
さらに昼休みの外出可能時間も制限され、入退場記録をタイムカードで管理、規定を超えてしまうと、違反者として名前が社内に公表されてしまうという。
社内には多くの監視カメラがあるらしいのですが実はこれ、不審者対策用ではなく社員を監視するために設置しているのだそうです。
私は思いました。
「ディストピアじゃん」
と。
ディストピアとは行き過ぎた監視社会のことをいいます。
小島監督のKONAMI最後の作品『METAL GEAR SOLID V TPP』のシナリオで、ヒューイという工学者がBIGBOSS(主人公)たちの基地から嫌疑をかけられて追放されるというものがあります。
そのヒューイが小島監督に見立てられているという考察があり、ヒューイに対する扱いがKONAMIにおけるクリエイターへのものだということが考えられています(詳しくは『ヒューイ』『小島秀夫』で調べれば出ると思いますよ)。
KONAMIという会社自体がディストピアになっているというのです。
恐ろしいですよね……。
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最後に
KONAMIの企業体質からしてクリエイターを大事に扱っていないように思えます。
世界一のゲームクリエイター小島監督をThe Game Awards出席を許可しなかったり、クリエイターの行動を制限したり……。
何がしたいねん。
って感じですよね。
何が起こっているのかさっぱりですよ……。
もはや意味不明です。
ゲーム愛を感じることができないんですよね……。
「どうしたんだKONAMI!」
そして
「何がしたいんだKONAMI!!」
と言ってやりたいです。
以上、KONAMIが意味不明でした(こなみかん)