社会不適合という才能を考える。生きづらい現代社会に対する強烈なアンチテーゼ!!(笑)
2017/04/07
あなたは自分のことを社会に適合した人間だと評することができますか?
そうだと思えないのならあなたは社会不適合者という人間なのでしょう。
しかし悲観することはありませんよ。
なぜなら社会不適合というのは『才能』なんですから。
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社会不適合者という社会的弱者
社会に属し、円滑なコミュニケーションが取れ、自分がいる環境に適応することができる。
社会に適合した人というのは大まかにそのように言います。
しかし、社会に適合するといったことは必ずしも良いこととは言えないと私は考えています。
社会適合者とはすなわち常識という名の規範に洗脳され、従順に労働者階級として働き続けることを良しとさせられている人たちだからです。
それもいいでしょう社会に適合すれば温室でぬくぬくと生活できるのですから。
しかしあなたは疑問に思ったことはありませんか?
学校を卒業したあと、就職活動をしてそれからの人生一生働き続ける仕事に就く。
本当にそんなことが可能でしょうか?
終身雇用なんて当然のようにありません。
一生安定しているなんてことはありえません。
社会に適合しきってしまっていたら、社会に組み込まれ働くことしかできない人間になってしまいます。
そうなってしまったらお終いなのです。
企業側は代わりはいくらでもいるという考えで動いています。
現在、世界は企業統治体と呼ばれるものが社会の仕組みとなっています。
一般市民の上に政府があり、その上に企業群があるのです。
さらに上には銀行などがあるのですがここでは割愛します。
企業の要請で政府は社会の空気を作ります。
そして労働者階級の一般市民はその空気を吸い、社会常識の一種の中毒になります。
社会常識とは企業の息のかかった政府が作り出すもので、それは意図して創造した規範です。
規範から外れたものは疎外され、時に迫害されます。
だからその規範から外れないように注意しながら個性のない『一般庶民』という名の『社会奴隷』に身を落とさざるを得なくなってしまっているのです。
行き過ぎた『和』の文化
日本には『和』を重んじる文化があります。
みんなが仲良く波風を立てず、平和に日々を過ごすこと。
それ自体は素晴らしい考えだと思います。
日本がここまで発展しているのもこの考えが根源にあると信じています。
しかし、『和』を重んじるばかり、周りの目が人を臆病にさせます。
古き良き日本の文化である『和』が、悪しき風習である『社会常識』にすり替えられているのです。
逃げ場はほとんどありません。
日本という国の一億数千万人が看守です。
今の日本にいる限り自由な考え方を持つものは、はみだし者の『異常者』なのです。
暗い話になってしまいましたね。
考え方を変えてみましょう
そんな日本社会において、常識に洗脳されてしまった人間たちの中でそれをどうしても容認することができない人たちがいます。
それが社会不適合者と呼ばれてしまう人々です。
犯罪に走るようなものは論外ですが、誰もが自由に考え発言し行動できる社会こそが真の人間社会だと私は考えるのです。
あなたが、私の考えに少しでも賛同する思考の持ち主ならその気質があります。
否定的な感情を抱く人はきっと社会に適合しているのでしょう。
言い方は悪いですが、知らぬ間に現代社会人という名の奴隷階級に落とされているのです。
社会不適合者とは、社会の常識が間違っていると感じ、その考えを変えずに生きている大人のことなのです。
それは才能なんです。
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この国で革命は起こるか
この国で革命が起こらない理由を考えたことがありますか?
みんな怖いのです。
社会の規範から外れることを恐れているのです。
その恐怖は自分のみならず、自分の大切な人の不幸にも繋がっているからこそ動き出すことができないのです。
過去の日本には革命のもととなる思想があふれていました。
この国をより良くしようと考える人間が活動していました。
今でもいるのでしょう。
しかし、その思想はその他大勢の看守の妨害に合い日の目を見ません。
私は、このまま何か世界を揺るがすような大きな出来事が起きない限り、この擬似牢獄のような社会は変わらないのではないかと愕然としています。
しかしインターネットの普及においてその可能性は芽吹いています。
しかし年々その検閲は厳しいものとなっていきます。
テレビが面白味を無くしたように、ネットすらも社会の一部に組み込まれ、良いものとそうでないものを切り分け、社会自体を変える力をなくしてしまうのではないかと危惧しています。
社会不適合者は、社会を変えることができる才覚をその身に宿しているということを考えてみてください。
これからは『個性』が活きる時代なんです。
それを捨てないでください。